· 

新製品・会式一号機の進捗

前回のブログで紹介したペパクラの試作品。

真鍮による一回目の試作品がこちら。

 

なんとか形にはなっていますが、これからまだ組み立てやすさを追求します。

会式一号機は、日本初の飛行に成功した徳川好敏(よしとし)大尉がそのアンリ・ファルマン(右)を改良した機体です。

前部のソリや小さい下翼などの形の変化を追うだけでなく、ファルマンでは固定式だったプロペラを、エンジンとプロペラが同時に回転する「ロータリー式」も再現したほか、

水平尾翼のリブを起こして立体的にするなど、模型としても進化させています。

発売中のスタンドにも取り付け可能。

コクピットには、

なんと、カバーがつきます。ただし、二号機ではカバーをはずしたとあります。身体にかかる風が操縦感覚を養うという理由で。

真鍮をベースにパテで成形しました。

今回もモデルファクトリーヒロの生産部門、株式会社キャストさんに量産を依頼します。

会式一号機の実機画像をパッケージに使用する許可を得ました。

同時に見つけたのがこれ。奈良原式4号 鳳号といいます。B016として設計を開始しました。「鳳」や「OTORI」を再現したいのですよ。

千葉にあった稲毛民間航空記念館を訪問したとき(2014年)に、レプリカを見ていたのでした。このときはA007 文部省式1型滑空機の実機取材が目的だったので、設計の役にたつ写真は撮っていませんでした。そもそもこのレプリカを製作された方も、実機の大きさが不明なため、当時の実機画像に写る人物から機体のサイズを決めたとあります。

製作記

 

稲毛民間航空記念館も今はありませんし、

さて、どうしようかというところです。

すべてのエアロベース製品はモデルキットデザイナー岩見慎一が設計し、国内の委託工場で生産しています。

当社製品の対象年齢は15歳以上です。お子様が作るときは、必ず保護者がつきそい、パーツの尖り、パーツの入った袋をかぶらないこと、工具の扱いと保管に注意を払ってください。当社製品の素材は主に真鍮、銅、ステンレス、ホワイトメタル、マグネット、ヒノキです。アレルギーのある方はご注意ください。