鉄のレース
1889年のパリ万博の目玉として建設されたエッフェル塔は、それまでの石造り中心の建築物とはまったく違っていました。ギュスターブ・エッフェル率いるチームは、鉄骨の組み合わせで300メートルもの高さの塔をわずか二年で建てることに成功しました。塔を支える4本の脚の内部には、地上階から1階へ斜めに上がるエレベーターが採用されました。そのおかげで、脚をつなぐアーチの下は何もない広大な空間がつくられ、エッフェル塔の美しさを際立たせています。エアロベースでは、二度の現地取材を経て、ステンレスの組み合わせによる接着剤不要のパズル的オブジェに仕立てました。
[E001] 1/1000 エッフェル塔(30cm)
20,000円 + 税
【模型要目】
ベルエポックの美しい姿を精密フォトエッチングで再現。立体パズルのように組み上げます。接着剤は使いません。0.2ミリという薄いパーツが組み合わさるごとに強度が増す感覚は、実際に建築しているよう。らせん階段やエレベーターも見ものです。ちょっとしたジョークで、塔頂には身長1.8ミリほどの紳士淑女を再現。土台は重量感あるホワイトメタル製。模型設計の際は試作品を持ってパリ現地取材を敢行。塔の内部も観察&再現しました。
[E001] 1/1000 エッフェル塔(30cm)がエビスビール 金のコクのCMにが登場しました!
[S001] 1/500 エッフェル塔(60cm)
100,000円 + 税
【鉄のレースを完全再現】
1887年に着工されたエッフェル塔はパリ万博と目玉として1889年3月に完成しました。わずか2年2か月の工期でした。建築物といえば石造りだった時代、ギュスターヴ・エッフェル率いるエッフェル社は、鉄橋の建設でも有名でした。地面から伸びる半円形のアーチ、塔頂に向かって美しい弧を描く外形は、模型設計者として一生に一度はチャレンジしたい仕事となりました(設計期間1年)。
究極の骨組みモデル、エッフェル塔の模型を設計するためにパリに飛びました。間近で見るエッフェル塔の迫力は本物でした。ヨーロッパの石造りとも、紙と木でできた日本の建物ともまったく違います。鉄骨構造を大型建築に初めて採用したのが、ギュスターブ・エッフェルでした。エッフェル塔は、1889年のパリ万博のシンボルとして建てられました。パリ万博の後には解体される予定だった塔は、エッフェル氏らの苦心によって保存されてきました。パリ訪問の思い出に、この模型をお手元に置かれることを願います。※右側画像は在日フランス大使館様が撮影されたものです。facebookで紹介されました。
当社製品の対象年齢は15歳以上です。お子様が作るときは、必ず保護者がつきそい、パーツの尖り、パーツの入った袋をかぶらないこと、工具の扱いと保管に注意を払ってください。当社製品の素材は主に真鍮、銅、ステンレス、ホワイトメタル、マグネット、ヒノキです。アレルギーのある方はご注意ください。
すべてのエアロベース製品はモデルキットデザイナー岩見慎一が設計し、国内の委託工場で生産しています。