ハンドレページHP42のヒント。
ホワイトメタル製のナセルやエンジンをネジで固定するコツをご紹介します。
ナセル、エンジン 4個ずつで合計8本のネジを使用します。キットには、専用ドライバーとネジが10本入っています（2本は予備）
ツヤのないホワイトメタルの表面は、磨けば光ります。手っ取り早いのは、真鍮ブラシでこすることです。
より詳しくは、モデルファクトリーヒロ(MFH)さんのサイトに紹介されています。ちなみに、当社のホワイトメタルパーツはMFHの量産部門、株式会社キャストさんに量産を依頼しています。
ネジ穴に、ネジをねじ込んでいるところです。
メタルパーツには直径1.1ミリの穴が開いています。そこに1.2ミリのネジをはめるのに、あらかじめ、このようにネジ切りしておくと、機体に取り付ける際に楽になります。
ねじ込んだあとは、またネジを外してください。
ナセルの取り付け。
まず取り付け箇所（主翼）の裏側からネジをドライバーで押さえます。磁性のあるドライバーをうまく利用して所定の位置にネジを出しておきます。
次に、出しておいたネジの先に向けてナセルの穴をあてがい、締めこんでいきます。この順序を逆（ナセルを主翼にあてがい、裏からネジをはめ込んでいくやり方）にやってしまうと、穴とネジの位置がつかみにくいです。
エンジンも同様に、プロペラをとめるネジ穴をネジ切りしておきます。
この図の解説。
まずナセルにエンジンを瞬間接着剤で固定。
エキゾーストパイプを瞬間接着剤で固定。
プロペラは4枚のブレード（羽根）をひねっておいてから
ネジで固定。
息をかけると時計回りに回転します。
完成！