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マイクロウィングシリーズ B001 ライト1903フライヤーの楽しみ方

人類初の動力飛行に成功

オハイオ州デイトンで自転車店を営むライト兄弟は、理想の風が吹く地域を調べ、遠く離れたノースカロライナ州のキティホークに拠点を設けました。1900年から動力のないグライダーで操縦訓練を繰り返し、1903年12月17日、ついに人類初の動力飛行に成功しました。弟のオーヴィルが打ち立てた1回目の飛行時間は12秒、距離36mというものでした。

全幅12.3m 全長6.4m エンジン出力12馬力

マイクロウィングシリーズのはじまり

手のひらサイズの新シリーズの設計にあたって、私は米ワシントンD.C.のスミソニアン航空宇宙博物館を訪問しました。天井から吊るされて展示されている本物のライトフライヤーを写真に収め、双眼鏡片手に細部をスケッチ。事前に手紙を送っておいたおかげで資料庫にも入館することができました。本物を分解整備した際に描かれた大量の図面を入手。これを元に、まず1/72スケールでA003 ザ・フライヤーを設計、発売。さらにポイントを絞ってパーツ点数を8点に抑えた翼幅8センチに満たないライトフライヤーを設計しました。どなたでも気楽に作ってコレクションできること、接着剤不要であること、息をかけるとプロペラが回転するなど遊びの要素を盛り込むことをコンセプトに、エアロベースのマイクロウィングシリーズがスタートしました。

たった8個のパーツでつくるライトフライヤー

順を追って作っていきましょう。

翼幅8センチ未満。はめ込み、折り曲げを繰り返すだけで出来上がります。

パッケージ。

メインのパーツは真鍮エッチングです。真鍮板を液体で溶かして生産されます。折り曲げるところは一段へこんでいるので、必ず希望の位置で曲がるようになっています。やわらかい真鍮を利用して、曲げ戻しも数回可能です。

ホワイトメタル製パイロットフィギュア。

切り取りはカッターナイフを使います。刃の厚いニッパーやエッチング用ハサミは使用できません。パッケージに入っている厚紙をカッティングマットとして使えます。

おすすめの工具:

オルファのカッターナイフ

タミヤのデカールピンセット

※ ピンセットの先が「細い」ものは使いにくいです。むしろ幅が広くて「薄い」ほうが、パーツどうしの隙間に入りやすくて使いやすいです。

パーツは細い線でワクにつながっています。丸い印の近くに切り取り線があります。なるべくパーツ側に線を残さないよう、ナイフをあてがってください。うまく当たれば、プチっと軽い力で切り取れます。

日本語と英語で書かれたインスト。組み込み方がわからないときは、次の図も見ましょう。取り付けるとこうなるのかとわかれば、理解しやすくなりますね。

ぜんぶ切ったところ。これだけで完成します!

実際は、インストに合わせて、使うパーツだけ切り取っていきましょう。

1枚のパーツをコの字に折り曲げるだけで、上下の複葉翼が出来上がります。

胴体も1枚のパーツを折り曲げることで、左右の支柱を完全再現。

2枚のプロペラは、支柱に差し込んで、ツメを曲げて抜けなくします。

息をかけると回転します!

オーヴィルライト(弟)。ねそべって操縦していたんですね。

ネームプレートを油性サインペンで塗りつぶし、

サンドペーパー(紙やすり)の上でこすると、

高級感あるネームプレートが完成!

意外に気軽に作れますよ。

エアロベース初飛行はぜひこのライト1903フライヤーで!