B015 会式一号機 ¥2,500+税
H010 上智大学 Flying Turkeys ポインセチア ¥2,000+税
ポインセチアは初回限りの限定生産です。在庫無くなり次第、販売を終了いたします。
ひさびさのマイクロウィング発売です。
明治43年(1910)12月19日に、仏機アンリ・ファルマンで日本初の動力飛行を達成した徳川好敏大尉が経験を元に設計したのが、この会式一号機です。明治44年(1911)10月25日の記録飛行では、「高度50mで時速72km、最大高度85m、飛行距離1,600mを測定。操縦性能もアンリ・ファルマンよりも良好」とあります(出典:日本航空機辞典上巻/モデルアート社)
機体が地上にあるとき、エルロンはこのように下がっています。アンリ・ファルマン同様、滑走時の空気圧を利用して上げていくようです。
画像提供:日本航空協会
実機の1/144スケールで翼長は77mmです。マイクロウィングとしては標準的な大きさで、作りやすいと思います。
息をかけるとプロペラが回ります。エンジンもいっしょに回転!
(ロータリー式)
B014アンリ・ファルマンは回転不可でしたので、会式は進歩させました!
左・アンリ・ファルマン
右・会式一号機
どこが改良されたのか、ぜひ並べて確かめてみてください。
アンリ・ファルマンは、前席に教官、うしろに訓練生がのっています。
会式一号機は、なんとカウル付きです。かっこいい!
ホワイトメタル製です。
今回もモデルファクトリーヒロの製造部門である株式会社キャストに量産を依頼しました。
※ のちにこのカウルは、風圧による速度感覚の体得を考慮して取り外し可能になったとのこと(出典:日本航空機辞典上巻/モデルアート社)
いつものシンプルなパッケージ。
裏面には実機画像(日本航空協会提供)をあしらいました。
真鍮エッチングパーツのほか、下段左から黒ネジ、ゴムチューブ、コクピット、そして、マグネット棒。
パーツ点数合計は15点です。
マグネット棒、マイクロウィング初の試みです!
何に使うか?
ぜひお手に取ってお確かめください!
真鍮エッチングパーツはごく普通のカッターナイフで切り取れます。
ニッパーは使えないように設計しています。
(パーツとワクの間に刃が入らない)
キット付属の厚紙やカッティングマットの上で切ってくださいね。
先端が薄くて、幅の広いピンセットが向いています。
コクピットは接着剤で取り付けます。
ボンド木工用多用途や、強力両面テープ、エポキシ系接着剤(5分硬化タイプ)がおすすめです。
瞬間接着剤も便利ですが、速乾すぎて位置合わせがむずかしいです。
日英2か国語の組立説明図。
ステップバイステップ、赤い折り曲げ線や青い指示線など、3色使い分けることでわかりやすくなっています。
絵はできるだけ大きく描きました。
別売りのスタンドにも対応しています!
スタンド用のチップは「C」を使いました。
(スタンドに付属します)
さて、上智大学 Flying Turkeys ポインセチア、鳥人間コンテスト2025滑空機部門の優勝機です。
2011年の優勝以来、同チームに二度目の優勝をもたらし、学生記録&女性パイロット記録も更新しました。
チームを称え、関係者全員にプレゼントします。
これぞエアロベースらしい製品かと思います。
1/144スケール、翼長170mm余り
たった4点のパーツですから、簡単に作れるはずです。
ネームプレートには記録を刻みました。
かなり細かいリブ。実物はそうとう美しいです。
スタンドがわりのマグネットが付属します。琵琶湖の湖面からの高さを再現しています。
組立説明図も付属しますが、パーツ上のQRコードでこちらにアクセスできます。
https://www.aerobase.jp/h010-sophia-flying-turkeys-poinsettia/
この機体、カラーリングがきれいなんです。
たいへんな製作作業やパイロットの訓練などが続くなか、私はここに余裕を感じます。ということで、パッケージにその模様を再現しました。学生が描いた構想図をそのまま使わせてもらっています。
下の動画でそのきれいな機体をじっくりご覧ください。
そして、
もらい泣きしてください!
テイクオフ!
これを作りたかったのです!
H006 三鷹茂原下横田チーム マグ・マキシevo IIのプラットフォームを使用しています。
土台は透明アクリル板(80 x 80 x 2mm厚)
プラットフォーム上のパイロットはニッパーとやすりで削り落とします。
機体を浮かせるアクリル棒の先に小さなマグネット(直径2 x 1mm厚)を取り付けています。
機体は少し右に傾けましょう。その理由は? 動画で確認!
