1910年に飛んだ国産初の飛行船、山田式飛行船。
山田猪三郎の子孫の方から注文いただきました!
97歳でしっかりしてらっしゃるとのこと。
当社で組み上げてお送りしました。
設計してよかったあ。
しかもこれ、在庫最後の1個でした。
完成品ご希望とのやり取りは長女の方とメールで。
ご本人には、楽しみ方を描いて同封しました。
喜んでいただけるといいなあ。
【国産初の飛行船】
山田猪三郎による山田式1号飛行船は、1910年(明治43年)9月8日、係留なしの自由飛行に成功した国産初の飛行船です。その後も東京・大崎から青山練兵場まで飛行しました。山田猪三郎は、エアロベースの地元・和歌山市出身ということで、初飛行100周年の2010年に、100名の方といっしょにこのキットを組み立てるワークショップを開催しました。10年後の2020年、販売用キットとして仕立て直しました。(現在販売を停止しています)
初飛行100周年の2010年に開催した「山田式飛行船をつくろう」ワークショップの様子
模型設計の際は、山田猪三郎が創業した(株)気球製作所(東京都)に残されている写真資料の提供を受けました。
模型は実物の1/300スケール。完成すると全長10cmになります。
気球パーツはレジン製です。これの在庫が切れてしまったのです。レジンパーツを再生産するには新たにゴム型を作ったりと、非常にコストがかかります。たくさんリクエストをいただければ生産可能なんですが。
バキュームフォームとか、別の生産方法も模索してみたいと思います。
株式会社 気球製作所 現代表取締役社長の豊間 清氏と。
エアロベース公式ストア(山田式飛行船のページ)からリクエストいただけます!