ハンドレページHP42の尾輪の仕組みを描いてみました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s283faded1d87cff3/image/ibeeb441bfa7b238b/version/1614968088/image.jpg)
まあ地味な部分ですので、なかなか資料が見つからなかったのです。
それに、地味な部分ですので、さっとくっつけたら作業終了の端役で済まそうと考えていました。
得てして、そういう、ある意味逃げていると、逆に設計が進まないものです。
どんな細かい写真でも拡大してルーペで見ているとヒントは隠されています。
そして細部を知れば、地味な部分も主役級に見えてきます。
こうなると一気に設計は進みます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s283faded1d87cff3/image/id74a86320d97eb78/version/1614968118/image.jpg)
以前、NACA(NASAの前身)のHP42についての1930年のレポートに
尾部の骨組のスケッチを見つけましたが、私は逆にこの図に惑わされていたのでした。
後部の縦の1本棒(C-A)も胴体内に収められていると思い込んでいたのです。
この棒は胴体からはみ出ていたのですね。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s283faded1d87cff3/image/i2bb760ae44789c19/version/1614968172/image.jpg)
CとAに穴を設けて、サスペンションが動くようにしようかなと企む。
ね、主役級に見えてきましたでしょ。
タイヤの直径は5mm。
むずかしいぞー(楽しんでくださいね)