· 

赤とんぼメタルパーツの下ごしらえ

1/48赤とんぼのメタルパーツを再々生産しました。

原型を押し当てて作ったゴム型の中心からホワイトメタルを流し込みますが、このときゴム型を回転させて遠心力で型の中にくまなくホワイトメタルを行き渡らせます。原型とそっくりなパーツを大量生産できるというわけですが、ホワイトメタルの収縮、遠心力によるゆがみが発生します。なので、量産品はぜんぶ同じに見えて、少しずつゆがみや大きさが違います。さらに、正確な穴開けは生産後に別途やったほうがきれいにできますし、バリ(型の合わせからはみ出た分)や湯口(流し込む枝部分)を取り除く必要があります。基本的にバリ等はお客様がヤスリがけするのが、「キットの相場」となっていますが、ドリル穴はメーカーが開けておいたほうが親切ですね。

というわけで、袋入れの前にひと手間かけます。

エンジンとカウルは、メタル業者がひとつずつ組み合わせをテストしてくれて、組み合わせた状態で届きます。組み合わせによっては、うまくはまらないものもあります。

ホワイトメタルはすごくやわらかいので、エンジンを強くはめると、カウルがゆがんでしまいます。極端なものは、エンジンの9個のシリンダー通りに角のとれた9角形にゆがんでしまうこともあります。

気になった形状のカウルは、木のジグにはめて円形にもどします。

1/48赤とんぼのプロペラはマグネットでエンジンに取り付けます。マグネットはお客様にはめ込んでいただきますが、穴開けは当社で済ませています。プロペラもエンジンも、それぞれ2個ずつマグネットがはまります。マグネットの厚みは1mmx2個=2mmになりますが、プロペラが回転するように2mmより少し浅い穴に仕上げます。

ドリル径は2.01mm。深さも調整しています。

プロペラの裏には目印の穴を開けています。

こちらも2.01mmで穴開けします。

車輪の取り付け図。主脚の先端のツメが入る深さまで車輪にも穴を開けます。

ゴム型で深い穴を再現しようとすると、細い柱(穴の逆型)が必要で、それではまっすぐな穴が開きません(遠心力により)。なので、原型には穴開けの位置がわかる程度の浅い穴を開けています。

ジグにはめ、穴開け。突き抜けてしまわないよう調整しています。

操縦席の後ろに積む酸素缶です。湯口が見えますね。

湯口がひっかかって、はまらないことになります。

ホワイトメタルはカッターナイフで削れます。

実際のパーツを使ってジグを作りました。この穴に通ればOK。

袋入れしてセット準備完了です。

在庫切れが長く続いていまして申し訳ございませんでした。

ようやく各ストアに在庫を補充しました。

専用アクリルケースもご用意しました(公式ストアのみ)

 

公式ストア:
https://www.aerobase.shop/product/80

https://www.aerobase.shop/product/97

 

アマゾン公式ページ:
https://www.amazon.co.jp/dp/B09447ZCCB/

 

Yahoo!ショッピング店:

https://store.shopping.yahoo.co.jp/aerobase-official/a010.html