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リリエンタールグライダーについて

グライダーの祖
オットー・リリエンタール 1848 - 1896

オットー・リリエンタールは、自作のグライダーで生涯に2,000回以上も飛び、ライト兄弟にも影響を与えました。

パイオニアがなによりも好きな私は、1998年、故郷のアンクラム(旧東ドイツ)という街にあるリリエンタール博物館を訪問。

ベルリンから列車で2時間くらいでしたでしょうか。アンクラム駅では博物館からBernd Lukasch博士が迎えてくれました。

リリエンタール博物館内に展示されている復元機を計測。模型化に向けて図面や資料写真をいただきました。

ランチのあとはポーランド国境までドライブ。旧東ドイツとあって、当時はクレジットカードは使えず、銀行で日本円をマルクに換金しましたが、日本のお札なんて見たことないですから、行員は世界貨幣辞典とお札を見比べていました。

まずは1998年12月に、A005 リリエンタール標準機(1/48スケール)を発売。

銅を初めて使った製品です。翼に貼る用紙もセットしています。

下は、翼紙を貼らずに骨組で仕上げた状態。

翼幅13cmほど。糸張りもわりと楽にできる大きさです。

続いて、マイクロサイズの標準機(B011。翼幅4cm。絶版)を東急ハンズで販売したところ思わぬヒットとなり、リリエンタール博物館から入手した図面を元に、さらに7種のグライダーを設計し、全8種のマイクロリリエンタールができました。

以下は、リリエンタール博物館から届いた実機画像です。

カモメ型グライダーのスケッチ。このスケッチより前に作った実験装置で、翼形の空気に働く力のデータを取っていたリリエンタールは、いよいよ実際の飛行に挑むことになります。

ズデンデ型グライダー。1892年式です。

このあたりまでは、まだ鳥の羽根を模した主翼が特徴的ですね。

翼の前後方向にキャンバー(反り)がついているのは、空気力実験の成果でしょう。

なんと、羽ばたき翼もあったのです!

炭酸ガスを利用して翼端を羽ばたかせ、滑空をアシストしようとしたのでしょうか。

どれくらいの速さで羽ばたかせたのか、知りたいところですね。

実験用グライダー。主翼の前ふちに小さな動翼がついていますね。

そもそも、リリエンタールグライダーは、機体にぶらさがって身体を左右にゆらして操縦するのですが、この動翼で上下の動きも実現しようとしたのでしょうか。動翼でなく、この角度を固定式に変えて浮揚の具合を実験したのかもしれません。

こちらは1895年式の複葉グライダー。

人工の丘から飛び出しています。

ジオラマで再現してみました。

オットー・リリエンタールの飛行シーン
使用した模型:
L008 リリエンタールの複葉グライダー

フィギュアはプライザー社(ドイツ)のNゲージ用。

丘は、スタイロフォーム(断熱材)のブロックをワイヤーブラシでひっかきました。

こちらはお客様の作品。

昆虫採集のように飛行機を集めて飾りたかったとのこと。

お見事ですね!

マイクロリリエンタールは全8種のラインナップですが、日本国内で販売しているのは京都の恵文社一乗寺店さんのみです。

なので品薄状態が続いていましたが、メインの販売先であるドイツ・リリエンタール博物館がリニューアルに伴い、たくさん注文をくれましたので、再生産します。

上のスケッチを元に設計しました。

たった3個のパーツで完成しますよ。

パーツ構成は画像のリンク先でご覧いただけます。

鳥の姿がかっこいいですね。アクセサリーのパーツとして使うのも良しです。

L002, L003とも、たった2個のパーツの組み合わせです。

知恵の輪的な設計です。

ドイツマルク硬貨と。

翼端を切り取って、テープでつなぎ直すと、羽ばたきそうですね。

1/48スケールのA005と同型の1894年式です。

他の機体よりひとまわり小さいです。

シリーズ中、一番複雑です。といってもパーツは11点。
主翼の前につく小さな翼は可動式です。

上翼の取り付けは、まさに知恵の輪。

集合写真。

リリエンタール博物館のリニューアルで、エアロベースの販売コーナーも充実されるようです。

記念として、8機セットを特別価格で、公式ストアに用意しました。

5セット限定です!

主翼をたたんだところ。

傘のように、折りたたんだり開いたりできる・・・

次はこれを模型化したいですね!

当社製品の対象年齢は15歳以上です。お子様が作るときは、必ず保護者がつきそい、パーツの尖り、パーツの入った袋をかぶらないこと、工具の扱いと保管に注意を払ってください。当社製品の素材は主に真鍮、銅、ステンレス、ホワイトメタル、マグネット、ヒノキです。アレルギーのある方はご注意ください。

すべてのエアロベース製品はモデルキットデザイナー岩見慎一が設計し、国内の委託工場で生産しています。